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モカ(ストレートコーヒー)

モカは、ブルックスコーヒー(BROOK'S)の中でも、ブレンドコーヒーではなく、
ストレートコーヒーです。(モカはブレンドコーヒーのモカブレンドもありますが)
エチオピア産のモカ生豆を100%使用しているということです。

ブルックスコーヒーのモカについては、パッケージに、謳い文句として、
「良質のモカ生豆100%を使用した味わい豊かな逸品」と書かれています。
このキャッチコピーどおり、非常に美味しいコーヒーで、香りも良いです。

モカは、ブルックスコーヒーのホームページでは、苦み、酸味、コクなどでは、
特に酸味が強いという表示ですが、キリマンジャロほど酸味はなく香りが良いです。
非常に飲みやすいコーヒーでありながら、そのバランスが良く、
味わいとコクもあり、美味しいコーヒーと言えます。

2014年4月の消費税増税前は1杯あたり19円というサービスもあったため、
非常にコストパフォーマンスの高いコーヒーだったのですが、
2014年5月現在ではお得なパックで1杯25円(税抜き)となりました。
それでも、コストパフォーマンスは抜群だと思います。

味わいとコク、バランスの良い美味しいコーヒー、
それがブルックスコーヒーのモカ(ストレートコーヒー)と言えます。

グアテマラ(ストレートコーヒー)

グアテマラは、ブルックスコーヒー(BROOK'S)の中でも、ブレンドコーヒーではなく、
ストレートコーヒーです。グアテマラ産の生豆を100%使用しているということです。

ブルックスコーヒーのグアテマラについては、パッケージに、
「一級品のグアテマラ生豆を100%使用 甘い香りとまろやかな苦み」と書かれています。
このキャッチコピーどおり、まろやかな苦みが美味しいコーヒーで、香りも良いです。

グアテマラは、苦み、酸味、味わい、香り、コクなどすべてが特化したものはなく、
非常に飲みやすいコーヒーでありながら、そのバランスが良く美味しいコーヒーと言えます。

他のブレンドコーヒーよりは一杯あたりの金額が若干高めではありますが、
その価値は十分にあるコーヒーで、ブルックスコーヒーのコーヒーの中でも、
このグアテマラが一番好きという人も多いのではないかと思います。

トータルなバランスの良い、美味しいコーヒーがグアテマラ、ストレートコーヒーです。

ブラジル(ストレートコーヒー)

コロンビアは、ブルックス(BROOK'S)コーヒーの中でも、ブレンドコーヒーではなく、
ストレートコーヒーです。ブラジル産の生豆を100%使用しているということです。

ブルックスコーヒーのブラジルについては、パッケージに、
「上質のブラジル生豆を100%使用した芳潤でまろやかな苦み」と書かれています。
このキャッチコピーは、「芳醇」の間違いではないでしょうか。

ブラジルに関しては、それほど苦みは強くなく、酸味も少ないです。
さらに、若干温度が冷めると苦みにまろやかさが増すように思います。

香りや味わいにはあまり特徴がなく、ブラジルはあまりクセがありません。
ですから、このコーヒーも比較的誰にとっても飲みやすいコーヒーとも言えます。

ブラジルは、キャッチコピーどおりに若干苦みは強いですが、
ヨーロピアンブレンドや癒しのバリほどではなく、苦みもまろやかというか、
マイルドですから、さほど気になることもないと思われます。

実際、淹れる前の豆の色もあまり黒くありません。
いつでも気軽に飲める一杯、それがブラジルというコーヒーという感覚でしょうか。

癒しのバリ

ブルックスコーヒー(BROOK'S)の「癒しのバリ」についてのレビューです。

ブルックスコーヒー(BROOKS)の癒しのバリについては、パッケージに、
他のブレンドコーヒーのようなキャッチフレーズが書かれていません。
(2013年10月現在)

バリというのは、もちろんインドネシアのバリ島のバリです。
ですから、使っているコーヒー豆は、インドネシア産のコーヒー豆になっています。

「インドネシア・バリ島のバツール山で収穫される、高級アラビカ種のコーヒー豆」

ということですが、ブレンドコーヒーなどと比べて若干高額になっています。
その味は、酸味が少なく、苦みが強い、コクも強めの少々クセのある味と香りです。

深みのある苦みとしっかりとしたコクが、優雅な南国リゾートカフェへと誘うというように、
ブルックスの公式サイトにも記載がされていますが、
この独特の香りは、好きな人には結構「はまる」匂いだと思います。個人的には好きです。

この匂い(香り)とコクをしっかりと味わうためには、蒸らしの時間を若干長めにすべき。
そうすることで「癒し(いやし)のバリ」の香りと味を充分に楽しめると思います。

また、コーヒーは時間とともに少しずつ温度が冷めていき、
それとともに、味に変化があるものですが、癒しのバリは、その変化が特に楽しい一杯です。

イメージ的な伝え方をすれば、コーヒーマニアとヨーロピアンブレンドの中間に位置する、
深い苦みとコクがあるのが、癒しのバリという感じでしょうか。

ヨーロピアンブレンド

ブルックス(BROOK'S)コーヒーのヨーロピアンブレンドについてのレビューです。

ブルックスコーヒーのヨーロピアンブレンドについては、パッケージに、
「ヨーロッパの著名なホテルで飲み継がれてきた深い味わいを再現」
と書かれています。

著名なホテルとはどこなのか知りませんが(笑)、深い味わいのコーヒーではあります。

イメージとしては、炭焼きコーヒーのような香ばしさと苦みがあり、
少々苦手とする人もいるかもしれませんが、このようなタイプのコーヒーが好きな人には、
きっと喜ばれることでしょう。

別のイメージで言えば、ホテルなどで出される機械抽出のコーヒーのような味わいです。

ヨーロピアンブレンドは、誰にでも飲みやすいとは言いがたいコーヒーですが、
アイスコーヒーやコーヒーゼリーにも向きそうな深い味わいです。

原材料は、エチオピア産とインドネシア産の生豆を主原料としてブレンドがされています。

苦みのあるコーヒーが飲みたいという時にお奨めなのが、このヨーロピアンブレンドです。

ロイヤルブレンド

ブルックス(BROOKS)コーヒーのロイヤルブレンドについてのレビューです。

ブルックスコーヒーのロイヤルブレンドについては、パッケージに、
「優美で洗練されたひとときを織り成す、香りとコクのバランスが絶妙なブレンド」
と書かれています。

香りとコクのバランスが絶妙かどうかは微妙なところですが、
ロイヤルブレンドは、マイルドでクセがなく飲みやすいコーヒーです。

若干の酸味がありますが、酸味が苦手な人でも気になるレベルではないでしょう。
苦みもそれほど強くはありません。香りとコクは淹れ方(いれかた)次第でもあります。

たぶん、モカブレンドやコロンビアに次いで、飲みやすい部類に入るのが、
このロイヤルブレンドではないかと思われます。

原材料は、エチオピア産とブラジル産の生豆を主原料としてブレンドがされています。

特にこだわりなく、気軽に飲みたい気分のときにお奨めな一杯が、
このロイヤルブレンドコーヒーではないかと思います。

コロンビア(ストレートコーヒー)

コロンビアは、ブルックス(BROOKS)コーヒーの中でも、ブレンドコーヒーではなく、
ストレートコーヒーです。コロンビア生豆を100%使用しているということです。

ブルックスコーヒーのコロンビアについては、パッケージに、
「繊細でマイルドなコク」と書かれています。

口当たりが繊細でマイルドかどうかは、好みによると思いますが、
ブルックスの他の銘柄に比べて若干酸味が強く、風味に若干のクセがありますから、
好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。

美味しく淹れるためには、若干蒸らしの時間などを短くしたほうが、
酸味も引き立ち、香りも立つと思います。

とここまで下書きを書いておいたのですが、今回新たに商品が届き、
新しいコロンビアを飲んでみると感想が変わりました。

酸味もそれほど強くなく、クセ(個性)も感じられなくなっていました。

前回の注文で届いた豆が、たまたま「ハズレ」だったのか、
それとも、その後に改善がされたのかわかりませんが、
コクと味わいはあるものの、たぶん誰にでも飲みやすい美味しいコーヒーです。

そう考えると「繊細でマイルドなコク」という表現も良いかもしれません。

あくまでも私見ですが、ブルックス(BROOKS)のコーヒーの中でモカブレンドに次いで、
誰にでも受け入れられそうな気がするコーヒーがコロンビアですね。

キリマンジャロ(ストレートコーヒー)

キリマンジャロは、ブルックス(BROOKS)コーヒーの中でも、ブレンドコーヒーではなく、
ストレートコーヒーです。キリマンジャロ生豆を100%使用しているということです。

ブルックスコーヒーのサイトなどを見ると、キリマンジャロについては、
「さわやかな酸味にほのかな甘みがひろがり、口当たりもマイルド。」とか、
「上質な酸味と高貴な味わいをお楽しみください。」などのように書かれています。

口当たりがマイルドかどうかは、好みによると思いますが、
たしかに、ブルックスのコーヒーの中ではもっとも酸味が強いのではないでしょうか。

美味しく淹れるためには、若干蒸らしの時間などを短くしたほうが、
酸味も引き立ち、香りも良いと思います。

そのようにして淹れたキリマンジャロは、たしかに酸味が爽やかで、甘みもあります。
コクに関してはあまりありませんので、その意味ではマイルドかもしれませんが、
コクを出そうとして蒸らし時間を長くしては、
せっかくのキリマンジャロの酸味と甘みが楽しめなくなります。

コーヒーの酸味については好みの問題ですから、酸味のあるコーヒーが苦手な人には、
キリマンジャロは向かないかもしれませんが、
個人的には、ブルックス(BROOKS)のコーヒーの中で一番好きなコーヒーです。

コーヒーの酸味と甘み、そして味わいが、淹れたてのときから、
飲むにしたがって、コーヒーの温度が冷めていくにつれて微妙に味わいや風味が変わり、
(もちろん、すべてのコーヒーが温度が冷めるにしたがって微妙に変わりますが)
その変化も楽しく、変化の際の味のバランスが良いコーヒーだと思います。

個人的には、ブルックスのバラエティパックで、キリマンジャロの数をもっと多くして欲しい。
そう思うくらいですね。

ブルックス(BROOKS)コーヒーを美味しく淹れる手順

ブルックス(BROOKS)コーヒーを美味しく淹れる(作る)と言っても、
淹れるコーヒーの銘柄(たとえば、モカブレンドなのかキリマンジャロなのか)によって、
若干の違いはありますが、そのあたりは、ご自身の好みで調節をして下さい。

まずやかんでお湯を沸騰させます。
このとき、注ぎ口の細い専用のやかん(ケトル)があればベストですが、
ふつうのやかんでも構いません。ですが、細く注げるようにあまり重くないように、
必要な分だけお湯を沸かしたほうが良いでしょうね。

カップはあらかじめ沸騰したお湯を8分目くらいまで注いで温めておき、
お湯を捨てて、ブルックス(BROOKS)コーヒーをセットします。

このとき、コーヒー豆が片寄っていないように平らにしておいたほうがベストです。

これでブルックス(BROOKS)コーヒーを美味しく淹れる準備完了です。

ブルックス(BROOKS)コーヒーを美味しく淹れる、淹れ方(いれかた)の手順

1.最初にお湯を注ぐときのコツ

沸騰したばかりのほぼ100度のお湯はやめたほうが良いです。やや冷まして下さい。
と言っても、90度以下ではダメですが、
キリマンジャロのような酸味の強いコーヒーは香りを立てるため100度に近い、
ほんの少しだけ冷ました程度にしたほうが美味しく出来上がると思いますし、
グアテマラやブルーマウンテンブレンドのように味わいを出したほうが美味しいコーヒーは、
もう少し低めの温度になるように冷まして下さい。

そうして、一気にお湯を注ぐのではなく、パッケージの写真にあるように、
お湯を細く注いで下さい。(やかんを使う場合は要注意です)

最初にお湯を注ぐときには、目安として、コーヒー豆全体にお湯が行き届く丁度くらいで、
しかも、下にポタポタとコーヒーがたれないくらい(豆にお湯がすべて吸収される程度)が、
ベストですが、数滴くらいはコーヒーがしたたっても構いません。


2.蒸らし

この状態でしばらく蒸らします。
約20秒ですが、これは正確に計るよりも、感覚的に捉えたほうが良いと言えます。

最初お湯を注いですぐにコーヒーの香りがぐっと匂いますが、一旦おさまり、
そうして20秒ほどすると、もう1度、コーヒーの良い香りが匂ってきます。

このタイミングで2回目のお湯を注ぎはじめますから、
必然的に、キリマンジャロなどは、若干短めの蒸らし時間になると思いますし、
コーヒーマニアのようなコーヒーは、逆にやや長めの蒸らし時間になると思いますが、
その差はほんの数秒です。

このように自分の鼻を頼りにしたほうが、その日の温度や湿度によっても変わる蒸らし時間を
正確に自分の好みにあわせることができます。

数字で言えば約20秒、感覚的に言えば、2度目にコーヒーの良い香りがぐっと来たら、
2回目のお湯を注ぎます。


3.2回目のお湯を注ぐときのコツ

2回目にお湯を注ぐときも細く注ぎ、豆全体にお湯がいきわたり、カップにポタポタと、
コーヒーがたれるくらいまでです。

感覚的には、コーヒー豆全体が、ふわっと膨らんだような状態になったら、
一旦お湯を注ぐのをやめます。

そして、2秒ほど待って3回目のお湯を注ぎます。
ここでの待ち時間は、香りを重視するならば、若干早めにしがほうが良いです。
(私はキリマンジャロなどは若干早めます)


4.3回目のお湯を注ぐときのコツ

3回目のお湯も、パッケージのように細く注いでいきますが、
ブルックス(BROOKS)コーヒーを美味しく淹れるには、
3回目は、7分目くらいまでの高さになるまでお湯を注いで下さい。
(「の」の字を描くようにお湯を注ぎます)

他の同様の形式のドリップコーヒー(モンカフェやマイカップコーヒー)では、
たとえばマイカップコーヒーならば5分目(つまり半分くらい)なのですが、
これはフィルターの高さの違いですから、各社3回目に注ぐ目安は異なります。

ブルックス(BROOKS)コーヒーの場合は、だいたい7分目あたりまでが目安です。
そこまでお湯を注いだら、また一旦注ぐのをやめて、1秒ほどしてから、
(つまり、2回目から3回目の間の待ち時間よりも若干だけ短めです)
4回目のお湯を注ぎます。


5.4回目のお湯を注ぐときのコツ

今回も同様にお湯を細く注いでいきますが、4回目はコーヒー豆が膨らんで、
フィルターから溢れそうになるくらいまで注ぎます。
(今回も「の」の字を描くように注いで下さい)

丁度このあたりで止めれば、丁度良い分量になっていますが、
豆が若干古くなってくると、溢れそうになる前に丁度良い分量になることもありますから、
要するに、最後の4回目は、
丁度良い分量になるまで、細くお湯を注ぎ続けるということです。


6.スプーンでかき混ぜる

コーヒーを美味しく淹れるポイントでお伝えしたように、全体の味を均一にするために、
出来上がったら1度、スプーンでカップの中のコーヒーをかき混ぜて下さい。

これで出来上がりです。

4回に分けてお湯を注ぎ、
それぞれに注意点がありますから、なれるまで難しいかもしれませんが、
なれてしまえば、いつでも自分で美味しいコーヒーが淹れられるようになりますから、
是非上記の内容を参考にして頑張って下さい。


ご注意)
ポイントのときにもお伝えしましたが、
4回お湯を注ぐときには、すべて珈琲豆にお湯をかけて下さい。
フィルターにお湯をかけてしまわないようにして下さい。

☆ フィルターがコーヒーに浸かってしまうことについて
ブルックス(BROOKS)コーヒーを淹れると、ふつうのコーヒーカップでは、
お湯を注いでいる間に、フィルター部分が珈琲豆と共に、コーヒーの中に浸かってしまいます。

モンカフェは、そうなると雑味が出るからという理由で、コストを上げて、
少し高額にしてでも、フィルターがコーヒーに浸からないような構造になっていますが、
ブルックスの場合は、いずれの銘柄も浸かってしまいます。

浸かったからと言って、それほど気になるほどに雑味は出ないですが、
気になる方は、マグカップのように少し高さのあるカップで淹れるとか、
少し高さのある別容器でコーヒーを淹れてから、カップに移すということも良いですね。

私はマグカップでコーヒーを淹れるということをしています。

BROOKSコーヒーを美味しくいれるポイント

ブルックス(BROOKS)のコーヒーに限らず、コーヒーを美味しく淹れるポイントを説明します。

まず、豆は出来るだけ新しいほうが良い
よって、ブルックス(BROOKS)のコーヒーを購入する場合も、
いくら賞味期限が長いからと言っても大量に購入するのではなく、
こまめに注文して、常に新しい豆を使ってコーヒーを入れたほうが良いですね。

基本ですが、コーヒーカップは熱湯などで温めておく


この2点は、コーヒーを美味しく淹れる際の基本中の基本ポイントですが、
さらに3点、あまり知られていない極秘ポイントをお伝えします。


コーヒーを淹れる際のお湯の温度に注意
詳しくは、淹れ方(いれかた)の手順のときにも説明しますが、
沸騰した100度に近い熱湯は避けたほうが良いです。
味に深みがなくなります。(味わい重視の入れ方です)

やや低めの温度で、蒸らしの時間を長くしほうがコーヒーの味わいが深くなります。

フィルターにお湯をかけない
慣れていないと、コーヒー豆に直接お湯がかけられず、
フィルターに直接お湯がかかってしまうことがありますが、
フィルターに直接お湯がかかってしまっては、豆の旨みが引き出せませんので、
常に、注ぐお湯はコーヒー豆にかけるようにして下さい。


そうして、最後のポイントは、ほとんどの人が知らないと思いますが、

コーヒーが出来上がったら、スプーンで1度かき混ぜる
コーヒーを淹れた直後は、コーヒー全体で、濃度にばらつきがあるため、
最初の一口から美味しいコーヒーが楽しめません。

ですから、コーヒーを淹れた直後に、スプーン(出来れば熱したスプーン)で、
1度出来上がったコーヒーをかき混ぜることで味が均一になり、
最初の一口から味わい深いコーヒーを楽しむことができます。

以上のポイントを、ブルックス(BROOKS)コーヒーだけに限らず、
ドリップ式でコーヒーを淹れる際には注意すれば、今までよりもずっと美味しくなります。

最後のポイントは、カフェでコーヒーを飲むときも同じことが言えますね。
ブルックス(BROOKS)以外のコーヒー豆でコーヒーメイカーで淹れる場合は、
カップに注ぐ前にかき混ぜておけば良いですね。

コーヒーの美味しい淹れ方の種類

ブルックス(Brooks)のコーヒーに限らず、ドリップ式のコーヒーを淹れる場合、
美味しい淹れ方(いれかた)と言っても、大きく分けて2種類の淹れ方があります。

1.香りをより引き立てるような淹れ方

2.味わい深くするため味重視の淹れ方

という1と2のこの2種類です。
そして、この2つは淹れ方(入れ方)もかなり違うものになります。

ブルックス(Brooks)のコーヒーでも、この2種類どちらの淹れ方もできますが、
しかし、ブルックスのコーヒーに限らず、最初のほうの香り重視の淹れ方は、
条件として、コーヒー豆(珈琲豆)が新鮮で薫り高いことが前提です。
豆自体が鮮度が良いこと、焙煎から間もないこと、挽いてから間もないこと。
これらが条件になります。

美味しい淹れ方と言っても、どんな匠の技であっても、
豆本来が持つパフォーマンスを最大限に引き出してやることしか出来ません。

同じコーヒー豆でコーヒーを淹れるなら、淹れ方次第で差がつくのですが、
当然のことながら、豆のパフォーマンス以上の香りや味は出せません。

その観点から言うと、ブルックスのコーヒーは鮮度にもこだわっていますが、
ブルックスに限らず、ほとんどの市販のコーヒー豆は、(珈琲豆専門店の一部を除く)
香り重視の淹れ方よりも、味を重視した淹れ方のほうがあっているとも言えます。

もちろん、コーヒーは嗜好品ですから、どれが一番とか、どれがダメとは言えません。
香りと味のバランスが取れたほうが好きな人もいるでしょうし、
香りにこだわる人もいるでしょうし、味にこだわる人もいるでしょう。

そのあたりの微調整はしつつも、基本、ブルックス(Brooks)のコーヒーについては、
2番の味わいを深くする味重視の淹れ方をすることをお薦めします。

モカブレンド

ブルックスコーヒーのモカブレンドについてのレビューです。

モカブレンドは、ピンクのかわいいパッケージで、飲みやすく万人ウケしそうなコーヒーです。
焙煎は浅く、挽いたコーヒー豆の色も薄めです。

エチオピアとインドネシアのコーヒー豆をブレンドしたモカブレンドは、
アメリカンテイストというか、癖がなく、味に深みやコクは少ないですが、
スッキリとした味わいのマイルドさが特徴と言えるでしょうね。

味、コク、香り、酸味のどれも特別際立ったものはなく、その意味ではふつうですが、
それが逆に、コーヒーがあまり好きではない人でも飲めるのではないでしょうか。

モカブレンドのパッケージのうたい文句は、
やわらかな香りと爽やかな酸味、すっきりとした風味豊かなブレンド
ですが、酸味はあまりありませんが、ほぼうたい文句どおりのコーヒーです。


コーヒー豆の豆知識 焙煎とカフェインの関係について

多くの人が勘違いしているのですが、ブルックスコーヒーで言うと、
ヨーロピアンブレンドや、コーヒーマニア(コク深焙煎)などの、深い焙煎で、
濃い味のコーヒーはカフェインが多く感じ、逆に浅い焙煎のモカブレンドなどは、
カフェインが少なく感じる人が多いようですが、

実際にブルックスコーヒーのカフェインについてのデータはないのですが、
一般的に、アメリカンコーヒーと呼ばれる薄めのコーヒーほど、
焙煎が浅く(お湯で水増ししたアメリカンは別にして)、焙煎が浅い分だけ、
カフェインが残っており、逆にカフェインが多そうに感じる深煎りの濃いコーヒーは、
カフェインが少ないのがふつうです。

コーヒーマニア コク深焙煎

コーヒーマニア(コク深焙煎)は、ブルックスのコーヒーの中でも、少々高級なコーヒーです。

一般のブルックスに似た商品が、コーヒー1杯あたりに使うコーヒー豆が8グラムで、
ブルックスは基本、コーヒー1杯あたり10グラムのコーヒー豆を使っていますが、
このコーヒーマニア コク深焙煎は、1杯にたいして15グラムのコーヒー豆を使っています。

コーヒーマニア(コク深焙煎)は、元々その名の通り、
深いコクを楽しむためのコーヒーですから、挽き方も中細挽きと細かめに挽いてあり、
焙煎もかなり深煎りで、見た目からして珈琲豆がかなり濃い色です。
それに加えて、通常の1.5倍ものコーヒー豆を使うため、コクと味わいは深いです。

ですが、かなり深煎りで、コクと味重視のコーヒーですので、
アメリカンテイストというか薄味のコーヒーが好きな人にとっては、
少々濃すぎるかもしれません。

ミルクを加えてエスプレッソにしたり、カフェオレ(カフェラテ)にして飲まれるほうが、
好まれる方も多いと思います。

ブルックスコーヒーの中でも、ヨーロピアンブレンドが少々濃いと感じる人には、
さらに濃いため、苦手かもしれませんが、私のようにヨーロピアンも好きな人には、
コーヒーマニア(コク深焙煎)は、美味しく飲めるコーヒーでしょうね。

コクを楽しみたい人は、コーヒーを淹れる際に、蒸らし時間を長めにとって、
しっかりと味を引き出して淹れると美味しく飲めると思います。

結論としては、少々贅沢なコーヒーではあっても、飲む人の好みに大きく左右されるのが、
コーヒーマニア(コク深焙煎)というコーヒーの特徴と言えるでしょう。