不言実行で禁煙
禁煙に限らず、大抵の物事は、有限実行よりも不言実行のほうが難しいものです。
ですが、禁煙に関してだけ言えば、不言実行をお奨め致します。
周りの人たち、特に身近な人には何も言わないまま禁煙をしたほうが良いでしょう。
多くの人たちが周りに「禁煙宣言」をして禁煙を始めて挫折しています。
禁煙宣言をしての禁煙失敗は、いろいろな意味でデメリットが大きいです。
まず、禁煙をした本人が大抵の場合、自己嫌悪におちいります。
さらに、宣言を聞いた周りの人たちは禁煙失敗した人を「意志が弱い」と決め付けます。
非常に残念なことに、世間では禁煙出来ない人を意志薄弱と思う傾向があります。
世間ではというよりも、喫煙者たちでさえも、自分は意志が弱いから禁煙出来ないと、
そんなことを思っていることも多いものです。
医院でもらった「ニコチン依存症」というパンフレットの記述が正しいとすれば、
禁煙出来ないのは、意志の問題ではなく、ニコチンに強い依存性があるからです。
つまり、意志の強い人でも、タバコを吸っていれば止められなくなるものなのです。
にもかかわらず、依然として世間では禁煙出来ない=意志が弱いというレッテルがある。
そのような偏見と戦い、重い気持ちで禁煙するよりも、不言実行で禁煙したほうが、
ずっと気軽に楽に禁煙出来ると思うのです。
もし、それでも有言実行のほうが禁煙に成功しやすいと思うのでしたら、
身近な人たちに禁煙宣言するのではなく、ブログでも書いて、そこで禁煙宣言し、
ブログで禁煙日記でも書けば良いでしょう。
その場合は、アメブロが良いのではないかと思います。
アクセスが集まりやすいですから、ふつうに書いていても結構読まれます。
結構読まれるということは、多少あなたの禁煙のことを気にしている人たちがいます。
その「多少」という程度と、知らない人たち(インターネット上の人)という、
微妙な距離感が、過度なプレッシャーになることなく、適度なプレッシャーで、
有言実行と同じような成功しやすさをもたらしてくれますよ。
基本、禁煙をするならば、身近な人には不言実行が良いと思います。
カテゴリー: 体験に基づく禁煙のコツ