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禁煙外来の費用は高額

禁煙外来での禁煙治療の費用は、健康保険が適用されてもなお結構に高額です。

一般に、禁煙外来の費用は、およそ2万円と言われていますが、
これは、バレニクリン(商品名:チャンピックス)を服用しての禁煙治療の場合です。

禁煙外来での禁煙治療には3つの種類があり、チャンピックス(飲み薬)以外には、
ニコチンガムとニコチンパッチの2つの治療方法があります。
そして、ニコチンガムの費用は不明ですが、ニコチンパッチの費用は2万円より安く、
保険が適用された場合の自己負担金額は12,820円です。

ところが、何故か飲み薬以外の禁煙治療を受診した例を知りません。
ですから、あなたが禁煙外来に行く場合も、チャンピックスでの治療だと想定して、
その費用は約2万円であると思って下さい。

この費用は、健康保険が適用されての金額ですから、非常に高額であると言えますし、
この費用の高額さが、禁煙外来での禁煙治療のデメリットでもあります。

実際、費用が高額であることが理由で、本来5回の通院で禁煙治療がなされるのですが、
それを5回続けずに、1回のみとか、2~3回で通院を辞める人もいるようです。
(5回で約2万円ですから、通院回数が少なければ、その分だけ安くなります)

また、禁煙治療の場合、必要な薬はバレニクリンだけではない場合もありますので、
その場合は、さらに費用は高額になります。

たとえば、私の場合、禁煙をすると何故か激しい胃痛に悩まされましたので、
ネキシウムという、胃の薬もあわせて処方をしてもらいました。
ですから、私の場合は、実際に禁煙外来での禁煙治療にかかった費用は2万5千円ほど。

このように、ストレスから他の症状が出て、その症状を緩和するための薬も処方されると、
費用はさらにかさみますから(他の薬もあわせて処方というケースもままあるそうです)、
その点も一応は覚悟をしておいて下さい。

禁煙治療をして禁煙出来れば、タバコ代が不要になりますから、
もとが取れるとも言われますが、1日1箱吸う人でさえ、もとを取るには2ヶ月は必要です。

そう考えると、やはり禁煙外来の費用は高額だと思いますし、禁煙外来のデメリットでしょう。